高梨沙羅、持ち前の探求心はジャンプにも化粧にも

らんまる

57勝目を挙げガッツポーズする高梨(ロイター)


<ノルディックスキー・ワールドカップ(W杯):ジャンプ女子>◇個人第15戦◇9日◇リレハンメル


高梨沙羅(23=クラレ)が、自身が持つ男女歴代最多を更新する57勝目を挙げ、女子史上初の100度目の表彰台に立った。合計296・9点で今季初優勝。


ヤンネ・アホネン(フィンランド)の歴代最多108度に続く、表彰台回数の大台達成を記録した。


◇ ◇ ◇


高梨はストイックな性格を武器に、57勝目で100度目の表彰台に立った。14年世界ジュニア団体でともに金メダルを獲得した同い年の岩佐明香(はるか、大林組)は、幼少期から一緒に過ごす時間が多かった。


競技を離れても負けず嫌いで「沙羅ちゃんはどんなことでも極める」と言う。小学生のとき、ジャンプの練習から離れると夢中になったのはポータブルゲーム。「1個決めたらできるまでやめない。そこがいいところ」。だから「あれだって、そうだと思う」と言うのは化粧。どんどん上手になる姿を間近で見てきた。その探究心が最も注がれているのがジャンプ。「本当に好きなんだと思う。ただうまくなりたいって思い」と岩佐は言う。


年下選手にとっては、あこがれの存在。渡辺陽(みなみ、東海大)は「集中力がすごい。練習で例えうまくいってなくても、本番で修正できている」と、能力の高さを証言する。その理由に「ずっと練習している」と挙げる。


先輩にとってもお手本だ。33歳茂野美咲(CHINTAI)の身長は高梨と3センチ差の155センチ。小柄な体格から大飛躍を繰り出す姿を「研究している。一番うまい」。だが、まねしようとしても、なかなか難しいと明かしている。

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